最近の広告事情はもやもやする
ちょっと前の話ですけど、YouTobeの広告の話が話題になってましたよね。
広告で収益を得るモデルじゃなくて会員費で収益を得る方向にシフトみたいな。
もやもやするのはそこじゃなくて、広告出してる側視点で言うと
楽しみを中断する=邪魔するものが広告
というのは百歩譲って許容するとしても
人の楽しみを邪魔するもので認知とか好感度上げることとかできんの?って思わないんですかね?
みなさん音楽を聴いたりとかエクササイズ動画どか見てるわけじゃないですか。
そこに入り込んできて、
やあやあ、広告ですよ。このシャンプー良いよ!
とか言われて、
いやーいいシャンプーだなーーって思うの?
マーケターとか高いお金をかけてブランド意向が下がるとかは考えないのだろうか?
という風なことを考えていた時にこちらの本をたまたま読んだのです。
前半で海外の事例ではあるのですが、洗濯洗剤とヘアケアの商品の例が載っています。
ブランドのロイヤリティに大きな差は無いという項目で、
日本で言うと、アタックでもアリエールでもナノックスでも大半のユーザーはそんなにブランドにこだわりないよね的なことが書いてある。
また、加えて、広告効果賞にエントリーした広告の例があり、
それらはビジネス上の第一の目的を次のうちいずれかの目的としているものが多いが、
1.顧客数を維持すること
2.ロイヤリティを高めること
3.新規顧客を獲得すること
4.市場浸透率を高めること
受賞作品は市場浸透率を狙っていたものが多かったという例がある。
市場浸透率つまり占有率といってもいいと思うのですが、とにかくなんらかの手段で知ってもらう、インパクトのあるキャッチや映像、タレントだけじゃなくてとにかく物量をもって見せるっていうのもその延長線上にある。
つーまーりーYouTobeの広告も邪魔だろうがなんだろうが、みんなたいしてこだわりないからじゃんじゃん見せた方が最終的に効果が有るって判断になるんだろうなぁ、、、
って思いました。
一部のユーザーのロイヤリティは下がれど、全体としてはプラスってことなのだろうと。
せめてたくさん見せられるなら楽しい広告を見たいものだなと思いつつも、
スマホでは広告をブロックしていきたいと思っている所存です。
ちなみに
ブランディングの科学 誰も知らないマーケテイングの法則11は広告に関わってる人なら、ああーーわかるーーっていうことが結構書いてある1冊だと思います。
面白いです。